・相談者プロフィール

30代夫婦 お子様もうすぐお生まれ

・ご相談前のお悩み

マンションの購入を検討している。購入しても問題ないだろうか

・ご相談いただいたきっかけ

住宅販売会社から紹介をうけたファイナンシャルプランナーには相談したものの、不安がぬぐえない。忖度なく、評価してほしい

・ご相談で整理したこと

今後のお二人の就労の見込み、意欲、今後お子様が何人欲しいのか、その際は休職できるのか、どのような教育を与えてあげたいのかなど丁寧にヒアリング。住宅ローンについては現時点での固定金利をベースに再試算。物価上昇、今後の昇給の見込みも考慮し、今後も賃貸物件で住むこととなった場合との比較も含めライフプランシミュレーションを作成しました。

・FPとしてお伝えしたこと・ご提案

現在の変動金利の水準がそのまま返済満了まで継続する前提でシミュレーションされていたため、まずは固定金利を基準に返済可能性を確認しました。現状住宅購入に踏み切る場合は、お子様の教育費に若干の制約が起こりうること、ご夫婦ともに産休・育休期間を十分とれない可能性があること、家計の主な収入を担うご主人にはキャリア形成を真剣に考えていく必要があることをお伝えしました。

・ご相談後の変化

忖度なく、厳しめの条件を設定した上でのシミュレーションを実施したため、ご夫婦の人生における優先順位などを真剣に検討するきっかけにしていただけたようです。「ある意味、いろいろな覚悟が決まりました。仕事も頑張らないといけないですね。」とのお言葉もありました。その後、ご夫婦とも納得のうえ、ご希望のマンションを購入することとなりました。現在も毎年の収支や貯蓄状況などを確認しながら、継続してライフプランをフォローしています。

・FPからひとこと

住宅ローンの変動金利が今後どうなるのか、物価がどこまで上昇するのか、ご夫婦の収入がどのくらい増えていくのか。未来のことですので、正確に予測することはできません。だからこそ住宅購入のような大きな選択では、「おそらく大丈夫だろう」と楽観的に考えるだけではなく、少し厳しい条件になったとしても家計を維持できるかを確認しておくことが大切だと考えています。一方で、新しい住まいで家族が快適に暮らすことにも、大きな価値があります。

住宅購入だけを目的にするのではなく、「どんな暮らしをしたいのか」「教育、仕事、住まいの中で何を大切にしたいのか」。ご夫婦にとっての人生の優先順位を一緒に整理し、納得したうえで選択していただけるようお手伝いすることが、FPの役割だと考えています。