・相談者プロフィール

60代男性

・ご相談前のお悩み

まもなく定年退職で、退職金を受け取る予定。金融機関で勧められた商品についてセカンドオピニオンがほしい。

・ご相談いただいたきっかけ

「定年退職によりまとまった金額を受け取ることになった。そのタイミングで金融機関より、ある金融商品を勧められている。住宅ローンの繰上返済をするつもりであったが、投資をしたほうがいいのだろうか。ネットの情報をみてもよくわからない。本当に良い商品なのか。第三者の意見を聞きたいと思った。」

・ご相談で整理したこと

まずはライフプランシミュレーションを実施。今後の生活スタイルの変化も踏まえ、毎年の収支と、貯蓄額の推移を確認。運用の目標や運用できる期間を確認していきました。住宅ローンの繰上返済も選択肢にあったため、返済した場合のシミュレーションなどもあわせて検討しました。 

・FPとしてお伝えしたこと・ご提案

長年ビジネス一筋でやっておられた方で、資産運用を考える時間がこれまでなかった方でした。勧められた商品の良しあし以前に、今後の生活の家計収支、叶えたいライフスタイルを明確にし、その上で商品が「あっているかどうか」を考えていくことをお勧めしました。 

・ご相談後の変化

定年退職後も新たにご就職されるとのことでしたが、収入が減少する見込みのため、投資よりは住宅ローンの繰上返済を優先したいということになりました。

・FPからひとこと

退職金など、まとまったお金を受け取ると、「このまま預金で置いておいてよいのだろうか」「何かに投資したほうがよいのでは」と考える方も多いと思います。

ただし、最初に考えたいのは「何に投資するか」ではありません。これからどのくらい働くのか、毎年の生活費はいくらか、住宅ローンや教育費など今後どのような支出があるのかを整理したうえで、「これからどんな生活を送りたいのか」を考えることが大切です。

退職金は長年働いて築いた大切な資産です。焦って使途を決めるのではなく、まずは今後の生活全体を整理したうえで、ご自身に合った活用方法を考えていきましょう。

PJFS2026-005